■双頭の悪魔は、月光ゲーム、孤島パズルのつづきで、一番、有名だから、読むしかない。
■双頭の悪魔 有栖川 有栖 (著)
https://amzn.to/49Fq120
四国山中に孤立する芸術家の村へ行ったまま戻らないマリア。英都大学推理研の一行は大雨のなか村への潜入を図るが、ほどなく橋が濁流に呑まれて交通が途絶。
○なつもり村のとうげ。9月。まりあは、逃避行中。友達あけみ、がいる村。
○京都 マリアの父、りゅうぞう。えがみたちに、四国の山奥にいるマリアをつれもどしてほしいと。
りゅうぞうによると。あけみは、急病人で不在。マリアは、友人にあえず、さらにおくの集落 きさら村 へいったという。
○きさらむら。きさらかつよしが、つくった芸術家たちの村。
さとる、みちおは成功した。マスコミの取材がうざいので、立入禁止とした。
○マリアは、きさらむらにいき、出て行けと言われ、ころんでねんざし、動けなくなり、屋敷に収容された。
○りゅうぞうは、マリアからの手紙をだす。9月18日。マリアは、あけみと再会できたと書いてある。
10月20日には、きさら村へいったが、マリアは橋の上で少しあっただけ。村にははいれず。その後は、マリアはでてこなくなり。村人に、しばらくまってくださいというマリアからの手紙をわたされただけ。
○ありすたち4人は、きさら村へいく。くさかべやという民宿にとまる。泊り客であいはらがいた。
カメラマンで、芸術作品をものにしたいと。
○あけみの家にいく。あけみは、まりあが好きな男性ができたのなら話してくれるはずと。つまりそれはないと。
マリアは、いそうろうなので、電話をいやがりかけてないと。
○きさら村。
さえことマリア。さえこは、マリアをモデルにして絵をかいている。
◎きくのは、ひろきと結婚すると発表。
てつこたちは、この村はどうなるかが心配だった。
ひろきは、この屋敷とこうざいのハーブ園を観光資源にするといっていたから。
きくのは、すぐそんなことはしないからと。将来は不明だがと。
◎みつるは、ゆいにレッスンをする。まりあは、それを聞いていた。ゆいは歌がうまかった。
みつるは、ゆいを愛していたが、ゆいは、ただの感謝の気持ちだけ。
みつるは、ひろきは、去年、鍾乳洞を発見して、リゾート開発に熱心になったという。
きくのは、ひろきを、野心家だといっていた。
みつるは、ゆいに、村がなくなるのなら、いっしょに村をでようという。
ゆいは、自信がないからだめ、やせないとだめだと。
○食堂。
まりあが立ち聞きする。
ひろきは、鍾乳洞の自分の大壁画などを観光資源にするようだ。
屋敷も民家も宿泊施設にするという。
てつこたちは、おいだされるのかと口論になった。
◎まりあは、図書室にむかうが途中、ことえの部屋によった。
図書室にいって、外をみると、正面玄関の真上の部屋にあきらのすがたがあった。
/* こんなに細かくメモしていたら、読むスピードが遅すぎるのでは? */
○きさらむらの橋。
ありすたちがいくと。
みつるが、カメラマンのなおきを追い払うところ。
ありすたちが、マリアにあわせてくれと。みつるは、マリアに伝えてみると。だが、みつるはもどってきて、マリアは、あいたくないといっていると。絵のモデルをしているらしい。
○廃校。
ありすたちが、鉄棒をしていると、きみひこがきた。
きみひこから話をきく。きさらむらには、なかお医者ははいることがあると。
たつもり川の伝説。双頭の龍がいけにえをもとめていて、弘法大師が成敗したという。
○福寿屋、食堂。
なおきがきた。
○やどにかえり。
マリアに電話をかけてみるが、女性がでて、結局、きられた。
○ありすたち4人は、無理やり、きさら村に侵入。大雨の夜8時半なので、外にはだれもいない。
やしきの前にくると。しずやだろう。でてきて、踊りまくる。右手が東。裏にまわると、花園があり。
2かいの一室だけあかり。西の端に裏口。おだがくしゃみして。
2かいのまどがあき、だれかいるとさけぶ。ゆいだろう。
西ににげる。だが、結局、とりおさえられた。
■マリアの視点。
朝の7じ数分前。
マリアに、しずやは、はれたらでていくという。マリアは、絵ができたらでていくという。
◎自分の家をもっているのは、前田夫妻、あきら、しずやだけ。
◎テレビでロックミュージシャン くがりょういち の話題。
ゆいは、りょういちとの恋愛があり、マスコミに追われて、過食症になり、村に逃げ込んだ経緯があった。
ゆいは、泣いて裏の森にはしっていった。
◎みつるが、カメラマンをおいかえした。
◎昼食のとき。みつるは、5人連れをおいかえしたと。
◎マリアへの電話は、てつこがうけたようだ。そのご、一時間ほどして、また電話があったという。無言電話だったという。
◎9じごろ風呂にはいって、図書館にいくと。まどからえがみの顔が。
えがみは、誤解がとけて、みつるたちと、屋敷のなかで話をすることになった。
少し前に、ありすたちは、あきらが、車で、なつもり村に送っていった。強制送還だが。
えがみとまりあは、もちづきたちに電話して、無事だと伝えた。ありすは風呂でいなかった。
◎ひろきは、今夜も鍾乳洞に絵をかきに行く予定。
◎朝の一時ごろ。まりあは、両親に電話をかけた。玄関から奇妙なにおいがした。
かさたてのかげに香水のびんがふたつあった。
◎翌朝。きくのが、ひろきが帰ってこないという。
まりあ、えがみたちは、鍾乳洞にはいってみる。
岩棚の最上段に、ひろきが、逆立ちの状態で死んでいた。右耳がない。甘い香り。のどのまわりに黒いひもがまきついていた。
ことえのつくった香水のかおり。ひろきの持ち物からのにおいがする。
ひろきのそばにあった、香水のびん、ひろきというラベルがはってある。ひろきのためにつくった香水。
■ありすの視点。
あきらの車で、夏森村に送り返される。
あきらは、カメラマンは、屋敷の中からなかを盗み撮りしていたと。
それで、みつるが怒ったのだと。
◎翌朝、くさかべやという民宿。
ありすたちは、カメラマンの部屋にいく。なおきは、もとアイドルのゆいが目当てだったようだ。
おだは、カメラでおいつめるのかと不愉快になる。
なおきは、写真はとってないという。
◎えがみからの電話。トラブルがおきたのでもどれないと。
車で、おだが運転して、ありすは、きさら村にいくことにした。
しかし、雨がひどく、川は、鉄砲水で、杉の倒木を運び、橋にぶつかり、橋はなくなった。
やどにもどるが、停電で、電話もどこにもつながらない。
◎診療所で昼食。時計は10時半でとまっていた。
まちの外へは、車は通れるが、危険なので通行禁止。
ゆいのことを知っているのは、あけみとくんぺいだけ。
おだは、くんぺいたちに、なおきに、ゆいのことをしゃべらないでくれとたのんだ。
ゆいのことが、なおきにばれたのは、郵便局ののりおからだろうか。
のりおにきくと、郵便受けにいれるだけで、太めの女の子は知らないという。
◎やど
なおきがきて、くんぺいにゆいのことを口止めしたなと怒る。仕事の邪魔をするなと。
おだとけんかになり。おだがおしたせいで、なおきは、階段から落ちた。なおきは、右肩をいためた。
くんぺいをよんでくる。おだは、あやまり。なおきは、自分からけんかを売ったのだからと冷静だった。
そこへ、さとるがきて、とめてくれと。さとるは、きくのが、ひろきと再婚するという電話をうけてきたのだった。さとるは、きさらむらを夢の国にする小説をかいた。それを、ひろきが気に入ったという。ひろきは、観光施設にするつもりだが。さとるは少し違うと思ったが基本的に賛成だという。
さとるは、ゆいのことを知っていた。でも、さとるも、なおきも、だれからそれをきいたかは秘密だった。
◎もちづきは、なおきがみちおの写真をとっていることに気づき。みちおから、ゆいのことがもれたのかもと。
青洋社の雑誌。
◎なおきは、おかみに、青洋社への手紙をだしておいてくれと。
○ふくじゅ
きみひこと4人で食事。のりおがきた。
きくのは、のりおの叔母だという。交流はないが。
のりおは、千原あての郵便物はみたことないという。のりおは、ゆいのことは知らないようだ。
のりおの夢は、宮殿をたてること。
○夜になおきが帰ってこないので、さがしにいく。廃校の道に、フィルムのパッケージがおちていた。廃校にいくと、なおきが座って死んでいた。
■マリアの視点
○鍾乳洞 きくのは、警察がぞろぞるくるのはさけたい、自分たちで犯人をさがすという。期限は、2日とすることにした。
◎ヒロキというなの香水をスーツケースのなかまでふりかけていた。なぜか、頭髪からはにおわない。
◎てつこは、死体をかつぎあげて、逆立ちさせるとか、体力がいるから男性ではと。夫はずっととなりで眠っていたけどと。
みつるは、女性でも不可能ではないと否定。
◎東棟のゆいのへや。まりあとえがみ。ゆいは、警察がきたらいやだと悩んでいた。
○食堂 全員が集まる。
ひろきは、10時半すぎにでて、鍾乳洞のアトリエについたのが、11じごろ。朝の3じまでかいていた。
◎ことえは、その時間はねていたと。
玄関の香水の名前は、なぞ、野獣。
◎みつるは、キッチンであらいもの。ひろきが、でていく音がしてから、自分の部屋にもどったと。
◎あきらは、10じ40ぷんに、車でかえってきて、ひろきをみかけたという。
ゆいは、あきらの車をみたという。
◎しずやは、動機は、ひろきが、きくのと婚約して、観光地にしようとしたから。おいだされる人は、それをさけるために殺したのだろうと。
◎ひろきは、絵が完成するまで、他人にみられるのをきらっていた。
犯人は、なぜ、ひろきのアトリエの場所がわかったのか。あとをつけたのだろう。
◎きくのは、おのの部屋から鍾乳洞のちずを発見したと、もってきていた。
鍾乳洞の出入り口は、ふたつあった。
◎橋はおちて、電話が外とつながらない。
○西の棟にある、作品の陳列室。
みちおの絵。どう板が。中央がさけていて。香水みちおのかおりがする。昨夜の犯行だ。
○音楽室で、みつるたちが、ピアノをひく。ひろきのために。
■アリスの視点。
なおきの首にはこうさつのあと。
アリスは診療所にいって、警察に電話した。
警察がくるのは、土砂崩れのため、あけがたになりそう。
くんぺいの検視。ごご7じから9じに死んだようだ。
はしがおちたのが、午前10じはんごろ。きさらむらの人々は、しろとなる。
◎おちたはしをみて、なおきとわかれたのが、6時半ごろ。
◎
きみひこが、電話でやどにいる、ありすたちをさそったのが、7じ20ぷんごろ。
きみひこは、7じから、7じ20分までのアリバイがない。
くんぺいは、7じからのアリバイがない。
○翌朝、ぬまい刑事がきた。ふじしろ警部補。
なおきの右の尻ポケットから、メモがでてきた。
今夜9じに小学校の教室で、内密におめにかかりたいと。必要なものを持参しますと。
なおきがカメラマンで、ゆいの写真をのぞんでいたことを知っているのは、アリスたちと、医者とあけみと、さとるだけ。
◎ありすたちは、7時半から10じまで福寿屋にいた。
きみひこがいて、9じ前に、のりおがきた。
さとるによると、警察は、6じはんから9じはんのアリバイに時間をひろげたらしい。
手紙は、9じとなっているが、フェイクかもしれない。
なおきが必要なのは、ゆいのことだろう。ゆいについてだと、なおきを信用させておびきよせた。
ゆいの情報を知っているのは、ありすたち。そして、医者とあけみ、のりお、さとる。
■マリアの視点。
朝。あきらのひじが、さえこにあたり。さえこは、とびのき。
さえこは、ジュースをのせたぼんをもっていて。オレンジ色の液体が、黒いトレーナーとゆかにこぼれた。
さえこは、なぜかあきらをおそれて、ちかづきたくないようだ。
さえこは、問い詰められ、あきらが犯人だと思うからだという。
あきらは、詩人で外で生活できないから。そして、おのひろきが苦手だった。おのと呼んだことがない。おのは、アックスのことでもあり。あきらの母は、父のふりおろしたおのによって死んだ。
ONOは、逆立ちしてもONOだ。
あきらは、さえこは、もともと、おれをうたがっていて、理屈を捏造しただけ。本音は、あきらの体には人殺しの血が流れている、気をつけろだろうと。あきらは、おこってでていった。
○なおきが殺されたニュースがながれた。
ゆいには動機があるが、橋がおちているので、犯人ではありえない。ただ、ファンが夏森村にいたのかもしれない。ファンだとしても、なおきがゆいを追っていたことをしってないといけない。
○昼食は、カレー。
えがみは、ひろきは、鼻がわるかったのではという。
きくのは、そうだと。
えがみは、ひろきが、カレーなのに、わからず、なべをのぞきこんでいたとマリアから聞いたからだと。
ことえも、ひろきが鼻が悪いといっていたという。
○えがみは、殺人現場は、芸術のよせあつめだったと。香水とか、逆立ちとか。
○しょうにゅうどう えがみがすすみ、マリアはひとりまたされた。
2分ほどしてよばれ、右にすすむ。右の道はぬめってすべる。
うしろからえがみがきた。
/* 道は、ふたまたにわかれて、先でつながっているからあたりまえだが。 */
えがみは、犯人がわかったという。
/*
まったくわからないが。
/* はずれているので、ネタバレというほどでもないが、ネタバレ注意。 */
ひろきは、香水をスーツケースなどにかけられていたが、鼻が悪く、気づかなかった。
犯人は、においで尾行したのだろう。でも、それだけでは、犯人は特定できない。
鼻の良いことえだろうか。ことえは、ひろきが鼻が悪いと知っていた。でも、これでは、簡単すぎて、違うだろう。
道がすべるのに歩けたのは、逆立ちして歩いたから、はありそうにない。
*/
■アリス
やどに刑事がきた。なおきがおかみに投函をたのんだ手紙をもってきた。
まだポストにはいったままだったという。
あてさきは、青洋社の山本編集長だ。10日までになんとかするという内容。
電話が不通になった昨日の10じはんから、右肩をいためた15じのあいだに書いたものだとアリスは推測した。
◎おかみは、8じごろに、なおきに、変な声で電話があり、9じまえに、なおきは、便箋など2通分要求してきたという。
○ありすたちのへや。
あけみ、きみひこ、さとるもきて。
◎きみひこは、理想宮の写真がのっている本をだしてきた。
のりおは、それをみて、理想宮の夢をもったらしい。
さとるは、きさらむらに、大きな鍾乳洞があることを話した。
◎もちづきは、ふたつめの手紙は、さとるがあらわれたので、ださなかったのではと。しかし、さとるは、なおきから、手紙もなにもうけとってないと。
◎刑事がきて、すぎもりむらに土砂崩れがあって、道がふさがったのは、ごご7じごろだと。
なおきからでてきたメモ P228 をよくみると、模様があり。アリスが午後に、メモにいたずらがきをしたあとだった。つまり、そのメモ用紙は、なおきの部屋のもの。メモは、なおきが書いたものだった。
9じに必要なものを持参するというのは、なおきのほうだった。
もちづきは犯人がわかったようだ。
/*
さっぱりわからない。
貴殿というからには、きみひこ、くんぺい、のりお、さとる、のだれかだろう。
なおきが9じというのだから、9じごろ学校にいったのだろう。
きみひこは、アリバイがあるとして。さとるは、やどにいるからメモを渡さなくても口頭でいえばよい。
くんぺいもやどにきているし。のりおかな。
*/
/* 以下省略。 */
■
○
きさらむら。木更村、芸術村。四国の奥地。
○きくの 木更菊乃(きさら きくの)
木更村の現当主。65歳。かつよしの妻。
○ひろき 小野博樹(おの ひろき)
画家。50歳。べっこうぶちのメガネ。第一の被害者。
P47 神戸の山の手にうまれ。
○さえこ 鈴木冴子(すずき さえこ)
画家。36歳。
○みつる 八木沢満(やぎさわ みつる)
音楽家。29歳。とがったあご。痩身。ゆいに好意をもって、レッスンしている。
第三の被害者。
○あきら 志度晶(しど あきら)
詩人。25歳。やぎさわの天敵。ピアノをひく。
父は、母を殺した異常者で、その後、隣人を殺し、服役中。
○しずや 小菱静也(こびし しずや)
舞踏家。36歳。スキンヘッド、日焼け、マッチョ。僧侶。ときどき逆立ちで歩く。
○ことえ 香西琴絵(こうざい ことえ)
調香家。60歳。シルバーのオールバック。
○ゆい 千原由衣(ちはら ゆい)
元アイドル歌手。19歳。
シェル・ショックのくがにふられて。妊娠して、おろして、マスコミにおわれて、村に逃げてきた。
過食症となり、太っている。
○てつお 前田哲夫(まえだ てつお)
造形作家。41歳。
○てつこ 前田哲子(まえだ てつこ)
造形作家。前田哲夫の妻。39歳。
○さとる 西井悟(にしい さとる)
小説家。現在は木更村を出ている。J文学賞受賞。丸い黒縁メガネ。年齢は、アリスたちより少し上くらい。
○みちお 樋口未智男(ひぐち みちお)
銅版画家。現在は木更村を出ている。
■
夏森村の人々
○あけみ
保坂明美(ほさか あけみ)
看護婦。マリアの友人。清楚な色白美人。
○きみひこ 羽島公彦(はじま きみひこ)
小学校教諭。30すぎ。小柄。杉森村の小学校の先生。診療所の隣の家。
○くんぺい 中尾君平(なかお くんぺい)
医師。
○のりお 室木典生(むろき のりお)
郵便局員。若い男性。長めのかみにパーマ。ありすと同い年くらい。
○なおき 相原直樹(あいはら なおき)
カメラマン。東京からやって来た。30すぎ。中肉中背。緩いパーマでやや長め。黒いシャツ、ジーンズのジャケット。第二の被害者。
■
○沼井(ぬまい)
高知県警捜査一課の刑事。階級は警部。あばた。40さい前後。
○藤城(ふじしろ)
杉森署捜査課の刑事。階級は警部補。白くてつるつるした公家のようだ。
○
英都大学推理小説研究会(EMC)
○江神二郎(えがみ じろう)
英都大学文学部4回生。27歳。
○望月周平(もちづき しゅうへい)
英都大学経済学部3回生。愛称は「モチ」。
○織田光次郎(おだ こうじろう)
英都大学経済学部3回生。愛称は「信長」。
○有栖川有栖(ありすがわ ありす)
英都大学法学部2回生。愛称は「アリス」。20歳。
○有馬麻里亜(ありま まりあ)
英都大学法学部2回生。愛称は「マリア」。赤い髪。20歳。
両親は、りゅうぞう、えりこ。
wikipedia参考
■
○なつもり村のおく。たつもり川をはさんで、きさら村がある。
○くさかべやという民宿にとまる。そこから三叉路を左におれて、切り通しをとおって、川の橋をわたり、きさらむらにはいる。
三叉路は、右にいくと廃校のようだ。
○福寿屋 食堂。ふくじゅだろう。
○自分の家をもっているのは、前田夫妻、あきら、しずやだけ。
■
あいかわらず、まったくあたらないという。
手紙のトリックは、簡単な手品だが、手がかりが少なすぎて思いつかなかった。なおき自身が、犯人の家のポストにいれるとかかと思っていた。
○ゆいは、残り香のチェックをうけてないままで、あやしい。
あとで、ゆいは、ゆいという香水を自分の手にかけたため、残り香があったとしても、わからない。
そんなにこわいのなら、ドアにかぎをかけるはず。なぜかドアにかぎはかけなかった。
ゆいが犯人か、と思ったが。
○
みつるは、香水の本当のねらい、尾行するため、をごまかすために、香水をみちおの絵にも使ったのだろう。
そして、みつるは、犯人だとばれたので、香水をまいて自殺したのだろう。ナイフが背中にささっているのがおかしいが、あるていどさされば、イスなどにもたれかかれば、深くはいるだろう。
誰の手にも残り香がないのは、みつるが香水を運んだから。と自殺説にはまってしまった。
○
耳は、なおきがもっていて、のりおに渡した。
橋で、みつるが、カメラマンのなおきを追い払うときがあったが、そのとき、みつるがなおきに渡したのだろう。
のりおは、なぜ耳がほしかったのか。と思ったが、この考えもおかしい。
■
だれが、何時から何時までどこにいたとかアリバイをメモして、考えるとか、こんなに非生産的な作業はないなとうんざりするところがあったけど。かなり長いけど、まあまあの面白さだろうか。
ミステリは、殺人事件なので刺激が大きいのは確かだが。
それ以外は、逆に、刺激が少ないのではという気がしてきた。
この作品においては、クローズドサークルの小さい社会での、ちまちました人間関係だから、とくに刺激が少ない。
だんだん、小さな世界をあつかう、盆栽いじりをしているような感覚になってくる。
SFみたいにタイムリープがおきるわけでも、ワープするわけでもなく。リアルのルール内からでることはない。
しかも、小説なので、光の点滅もなく、音もなく静かなので、刺激が少ない。
小説は、動画の時代に、メリットがないようにみえて、動画と違って静かで、刺激が少なく、感覚的におだやかなメリットがあるだろう。
刺激が多いと寝れなくなるから、小説は、深夜に向いているかもしれない。