翻訳者の全技術 (星海社 e-SHINSHO)
山形浩生 (著)
題名は詐欺的で、技術というほどのことは書いてない。でも、インタビューをまとめた本らしく、読みやすくて、面白い。だらだらと、少しずつ読むと、なんとなく最後まで読んでいた。
翻訳した本の話とか、いろいろな翻訳者の評価とか、翻訳関係の話はもちろんある。でも、積ん読の話とか、キューバやモンゴルの話など、関係ない話も多い。/* 割合まで計算してないが、多い。 */ キューバやモンゴルの話は、山形浩生のサイトで少し読んだことがあるが、読みにくかった。この本では簡単にまとめてくれて、読みやすい。
○
P73にででてくる、年刊SF傑作選 7 ジュディス・メリル (著) (創元推理文庫)をなぜかもっていた。積ん読だけど。
ウィリアム・バロウズの「おぼえていないときもある」
これが面白いというので、4ページくらいしかないので読んでみたが、あまり面白くない。
読むと、規制しすぎて、敵をつくって車にひかれて脳をやられた警官がいるという話がでてきて。そういう警官が、あちこちにいるらしい。
作品内に、でてくる何人かは脳をやられているようで。
登場人物の「わたし」にしても、麻薬取締局のリーだと名のるが、本当の名前はビルのようで、やはり脳をやられているようだ。
SFでもないし、なんの話なのか、よくわからないが、脳をやられている人々の話のようだ?
他人の面白いが、ときどきわからないときがある。
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