2025年9月30日火曜日

超瞑想法

 超瞑想法 単行本 – 2011/8/30

苫米地 英人 (著)

 かたずけていると、昔、買った本がでてきたので読んでみた。表紙がはででめだつ。

苫米地は、陰謀論があったり、あやしげな雰囲気があるのだけど、この本は、読むと、そんなにおかしなことは書いてなかった。

唯心論で、下部構造が人間のこころ「情報空間」みたいな感じ。

確かに、だれかのビジョンが社会をつくっていくというところはあるから。

 最初に仏教の空の思想がでてきて。仏教をだしてくるとは思わなかったが。

あらゆるものは、独立性がなく、関係性のなかで、つねに変化しながら存在するという。

そういうことを思いながら瞑想しろという。

関係性だから、キリスト教の愛も関係しているという。

学問的な本ではなく、苫米地流の考え方。

苫米地の独自理論のようなので、どう評価していいのかわからない。

2025年9月29日月曜日

断言 読むべき本

 


断言 読むべき本・ダメな本―新教養主義書評集成・経済社会編 (ele-king books) 単行本(ソフトカバー) – 2020/1/22

山形 浩生 (著)

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書評が主体だが、山形のブログに書いているのがあったり、なかったり。

一応、読んだけど、個人的には、たいしたことは書いてなかったような。でも、当然、ひとによって感じ方は違うだろう。

面白そうなところを少しだけあげると。


■スティーブ・ジョブズ I Kindle版

ウォルター・アイザックソン (著), 井口耕二 (翻訳) 

だから 細部というのは ジョブズがジョブズが誰にどんな 罵詈雑言を浴びせ どんなひどいしうちをしたかという話ばかり 信念を貫くといえば聞こえはいいが、むしろ 思い込みが激しいだけ。

ひたすら わがままで身勝手で他人の手柄やアイデアも平気で奪い、女の子を孕ませてもほっぽって 、正義も、公正も、誠意も、みがってな時だけ 発動させ。まあろくでもない。

だが時に自滅的なほどの頑固さがなければアップルの各種 製品は生まれなかったのも事実。


/*   読んでないけど、ジョブズへの山形の罵詈雑言が面白い。  */

○ジョブズが、気に入った製品をみて、ねじどめでなく、のりづけされているのに気づき怒ったというエピソード。

しかし、アイパッドや、アップルの最近の製品は、醜悪なのりづけをしている。

/*   これも笑い話だろう。  */



■マオ―誰も知らなかった毛沢東 上

ユン チアン , J・ハリデイ他

毛沢東は、自己中心的で、残虐行為の大好きな 公職 G でしかないとする本。

軍事てきに無能で、権力の座についたのは恫喝と粛清による合従連衡 ゲームにだけ 異様に長けていたから。

数千万人を殺した大躍進政策、文化大革命。

○本書は、毛沢東が、なぜマルクス主義になったのか、思想形成しが書かれてない。

生まれつき利己的で残虐だったとしている。

しかし、毛沢東は裕福な農家のでで、なぜ危険な過激派にわざわざみを投じたのか。思想信条がないと、そこまでリスクをとれないだろう。

○本書は毛沢東の思想についてもふれてない。

毛沢東主義の特徴は、都市部工業 労働者を重視したソ連型のマルクス主義理論に対し 農民を中心に据えたことだ。小作人の地主に対する 妬みを利用してオルグを進めた。

この方針について、中国共産党のソ連帰国組は反対していたようだ。

/*  

 毛沢東は、気になるので、細かく読んだ。

でも、毛沢東自身より、書評なので、本の書き方の話が多い。

毛沢東をけなすだけ本のようで、読む気がしない。

  */

■毛沢東 ある人生(上) 単行本 – 2010/7/17

フィリップ ショート (著), 山形 浩生 (翻訳), 守岡 桜 (翻訳)

チアンのマオは、偏向している。

○ショートのマオのほうが、人間成長があり、思想しもあり、政治的なたちまわり、長所もかいていて、なぜトップにのぼりつめたか説明できている。

○チアン版では、

八路軍が、長征でにげまわっていただけ。国民党の敗北は内部に無数にいた共産スパイの暗躍による部分が大きいとか書いているが、これは、ショート版でも書いてある。

◎チアン版では、旧ソ連の資料を多用し。スターリンらとの攻防をかいている。

その後、毛沢東は、社会主義 ブロックでの発言権をますための援助の大盤振る舞いで自国の貧窮に拍車をかけた。

◎チアン版では、共産党軍は、農村から強奪していたが、人民は理想にもえて、共産党を支持していたとかく。

ショートは、国民党軍の農村の強奪のほうが、もっとひどかったからと、うまく説明している。

○チアン版では、毛沢東は、バカで衝動的。思想を軽視している。その思想がどううけつがれたかを書いてない。その後、鄧小平がその思想を否定したのだが。

ショート版はそのあたりをうまくかいている。

/*   チアンとショート版の比較の話。読んでないから、細かく読んでも、ピンとこない。

ショート版のほうがましってことだろう。

読むのはいつになるかわからないけど。

  */

■小田実の毛沢東。左翼知識人のうろたえぶり。

社会主義、毛沢東を正義としてかかげてきて。

文化大革命で、コロコロかわる毛沢東の発言にとまどい、その後、毛沢東はまちがっていたという評価となり、困ってしまった。毛沢東をどう評価していいのかわからないと。

/*

  小田 実は、朝生によくでていた人なので気になる。

『何でも見てやろう』河出書房新社、1961年は、子どもの頃、読んで面白かった。

小田実も、毛沢東に、うろたえていたと、いうところが面白い。

   */

■ジュリア・クリステヴァの中国の女たち。

共産党のプロパガンダをくりかえすだけの本。

文革の翼賛で。

共産革命は、中国古来の男性 重視 家父長制をうち破ろうとしていたとか。

文革で女性のちいが向上したとか。

○その後、文革の実態、粛清など悲惨な実態がわかり、日本の知識人はうろたえた。

○クリステヴァは、2018年に祖国 ブルガリアの秘密警察の手先として フランス 知識人に関する情報収集を行っていたことが明らかになっている。でも、ロランバルトにすりよったまではいいが、無能で、情報を集められず、毛沢東主義にいれこんで、使えなかったという記録がある。

/*   ジュリア・クリステヴァは、ときどき聞くけど、山形の酷評が面白かった。  */


■ほかには、ピケティやケインズやクルーグマンとかの話があったり。

カラシニコフやミシンの話があったり。


2025年9月25日木曜日

軽い運動

 気温がさがってきて、少しは運動しようと、ケアハウスさぬきから峰山に登る。

少し登ると、石でつくったでかい標識がある。このあたりの道はなんども通っているので、退屈すぎて、いったことがない、その右の道にはいってみた。

かなりの悪路で、石だらけだったり、道がくずれかかっていたり、木がたおれていたり。歩けないこともない。

まだ温かいので、蜘蛛の巣だらけ。何回も引っかかる。

かなりすすむと、マップ上は、峰山公園の展望台のちかくまでくるが、そこへの道はない。ずっと林のなか。

鉄塔の撤去あとのようなところがあり、そこから南西方向くらいにすすむが、道が草でおおわれていて、すすむのをやめた。

向こう側は、たぶん、以前にみた草でおおわれていた道だろう。

ほかに道はないかとさがしていると、方向感覚がなくなり、林の中で迷ってしまった。

100メートルくらいの山でも迷うときは迷う。しかも、だんだん暗くなってきてあせった。

芥川竜之介の『トロツコ』に、にたような状況があったような。へたに歩くと、また蜘蛛の巣が。

カンをたよりに、適当に歩いていると、よくわからないうちに、もとの道にもどり、ひきかえした。

散歩感覚で、知らない道にはいると、面白いけど、想定外にやばくなってくるときもある。


2025年9月16日火曜日

断言2 あなたを変える本

 断言2 あなたを変える本・世界を変える本 新教養主義書評集成 サイエンス・テクノロジー編(ele-king books) Kindle版

山形浩生 (著) 

https://amzn.to/4meUvKT

どこかで読んだようなものばかりと思ったら、山形浩生のブログに書いてあるものが多いから。

それに、有名な本が多くて、どこかで言及されているようなことが多いから。

ロンボルグは、読んでないけど、有名な本。

○政策に優先順位をつける

コスパがいいのは、HIV、エイズ対策。

2番目に、微栄養素の失調。ヨウ素とかナトリウムの錠剤を少しあげるだけでなおる。

無駄なプロジェクトは、地球温暖化対策。コストをかけて、ちまちまやっても、なにもかわらない。経済がだめになる。

○各種温暖化対策の比較評価。

有望なのは、適応対策。炭酸ガス蓄積研究。 

ついで 途上国への技術移転 や 薪ストーブとディーゼル改善。

炭素税、排出削減は最悪だ

 みたいなことが書いてある。

■環境ホルモン: 人心を「攪乱」した物質 (シリーズ地球と人間の環境を考える 4)

西川 洋三  | 2003/7/1

よく調べると、環境ホルモンは、たいしたことなかった。/*  信用していいのかな?    */

■気候工学入門 単行本 – 2011/5/27

杉山昌広 (著)

ジオエンジニアリングの本。

■群像としての丹下研究室―戦後日本建築・都市史のメインストリーム― 単行本(ソフトカバー) – 2012/5/9

豊川 斎赫 (著)

なぜ、大学の一研究室が国家的プロジェクトを実現できたのか。

戦後日本建築界における国家的プロジャクトを一手に手掛け、磯崎新や槇文彦、黒川紀章など世界的建築家を数多く輩出した東大・丹下健三研究室。

/*  アマゾンの説明文より   */

○丹下の構想力の背後には 地域経済の数理統計分析や産業予測があり、それを 造形に変換するための方法論の開発があったのだ。 それを支えたのは 東大の丹下研究室に集った人々だった。

/*    丹下健三といっても、ひとりで成し遂げた業績ではなかったようだ。 */

■喪失と獲得: 進化心理学から見た心と体

ニコラス ハンフリー , Nicholas Humphrey他

ひとは、文字、記録を発明して、記憶力を失ったという。

記憶能力を失い、言語能力をえた。古事記はもともと稗田阿礼が暗記していたものだ。

/* 

ホントかな? 脳の構造は、そんなに簡単にかわらないだろう。

  古事記を暗記するのも、言語の暗記なのだから、言語能力だと思うけど。へんなの。  */

■

あと、進化論とかエクセルでディープラーニングとかの話がつづく。

2025年9月2日火曜日

実験的経験

 実験的経験 Experimental experience (講談社文庫 も 28-59) 文庫 – 2014/7/15

森 博嗣 (著)

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ショートショートで、スキマ時間で読んでいたら、読み終わっていた。

思いつきで書いているようなところもあるが、実験的な手法が多い。筒井康隆の虚人たちみたいな、小説を根本から問い直すみたいな。

しかし、ただのだじゃれとか、意味不明なものも、ときどき、まじっている。

ひとつだけなら、くだらなかったり、まぐれあたりかもしれないが、そんなものを、100も200も思いつくのは、常人技ではない。

でも、内容はというと、まとまりがなく、あまりおぼえてない。

あまり内容に関係ないが、気になったところは。

P178 電車は動力付きの客車のことだ。電気機関車が、無動力の客車をひいて走る形式は、電車とよばれない。

しかし、それを電車とよぶべきで、電車は、電気カーとよぶべきと書いてある。

/*   電車だってすべて客車のモーターをまわしているわけではなく、無動力の客車があっても、電車とよんでもおかしくないだろう。  */

○P236

インディアンは禁止用語だと。

/*

しかし、こちらでは、インディアンでかまわないと書いてある。なんだかわからない。     

西部劇『捜索者』からアメリカン・インディアンの歴史を考える(前編) – 橘玲 公式BLOG

https://www.tachibana-akira.com/2025/07/17003


*/


2025年8月26日火曜日

孤島パズル

 孤島パズル 有栖川 有栖  (創元推理文庫)

https://amzn.to/4fTBpbL


○てつのは、5年前に逝去した。しまに、ダイヤをうめた。島のあちこちのモアイがヒントらしい。モアイパズル。

まりあの従兄 ひでと  は、モアイの向きでわかるといっていたが、おぼれて死んだ。

遺書には、進化するパズルと書いてあった。

○船でいく。まりあ、ありす、えがみ、そのべ。

○西にある、ひきしおみさきについた。

ぼうろうそうへいくと、れいこがいた。れいこは、ひでとの婚約者だった。しかし、ひでとが死に、ノイローゼとなり。りゅういちは、れいこを養女とした。

/*   推理小説だから、あたりまえだが、どうでもよい情報ばかり。  */

○すまこ、は自転車で、はまべへ。

いぬかい夫妻は、自転車で、ひらかわのぎょらくそうへ。

○モアイ像のところへいってみる。素材は、松の木だ。

ひでとは、顔のむきにかぎがあるといっていたのだが。

/*  展開が遅いけど、こんなものなのかな。なんの事件もおこってないので、つまらない。

P51 本のなかでも、ミステリのことをどんな暇人が考えた遊びなんだろうと、自虐的に書いている。

P27には、読書自体が非生産的だと書いてある。これだけつまらないと確かに非生産的だ。でも、それは、作者が面白くしたらいいだけだろう。

   */

○ぼうろうそう   ぎょらくそうから、かんごたちが帰ってきた。いぬかいふさいも。

○やねうらべや  ガラスケースには貝殻が。ライフルがあった。

○マリアの部屋。

まりあたち。

下/*  いっかいのホールだろう。   */で、すまことじゅんじ、夫妻が、話している声が聞こえた。

じゅんじは、すまこ父の悪口。店、スナック、がつぶれそうなのに、500万円も貸してくれないと。

◎まりあは、すまこは、中学、高校でクラスのクイーンだったと。じゅんじは、大学の友達の兄だったと。結婚となった。だが、かんごは、最初から、じゅんじを見下していた。じゅんじは、不満はあったが、金銭面でかんごに助けてもらっていた。

○サイクリング。翌日。マリアたち。

展望台につき。北をみると、西から東へといくボートがみえた。ひとりいる。

丘の一番高いところにあるモアイ。北西より少し北向きをむいていた。

○ぎょらくそう

ログキャビン。かずとがいた。さっきのボートできたのだろう。

ひらかわがいて。

マリアは、法律を通して社会構造を知りたいから法律学かだと。

マリアは11じだから、かえってれいこを手つだわないとと。30分かけてかえった。

○ぼうろうそうの海岸。

としゆきやさとみ夫妻。

○ぼうろうそう

かずとが、ライフルをもって、うちにいこうとさそう。ありすとえがみがいく。

北のわんの崖の上に射撃場があり。

水平線からなにかがこちらに向かっていた。/*  台風だった。   */

○ぼうろうそう

◎テラス

すまこは、れいこにきく。れいこは、ふたりともボーイフレンドだからと。

ありすたちに聞こえているのだが、きづいてないようだ。

すまこは、ひらかわとは、いまはなんでもないと。

◎2かいには、じゅんじやかんごがいた。

◎ホールで、夕食となり。

じゅんじは、自分を見下している、かんごから500万円を借りないといけないが、まだのようだ。

テレビによると台風がちかづいていきている。

そのべ、じゅんじ、えがみは、よいつぶれて。

かんごが、10じすぎに2かいの部屋にもどる。すまこが追う。借金のことだろう。

れいこは、マリアと寝ることにした。

ありすは、よってねてしまった。

2時前ごろ、えがみにおこされた。かずと、じゅんじは、ねている。

◎かずとは、じゅんじは、ひとりういてるねと。すまこの前の恋人は、ひらかわで。

じゅんじは、自分をみくだしているかんごの家に養子ではいった。金のため。

そして、じゅんじは、すまこに、宥められて、島に来た。

◎じゅんじが2かいからおりてきた。部屋にかけがねがかかってあかないと。

2かいにいく。じゅんじが、すまことよぶが、反応なし。ありすは、金属製のしおりをもってきて。ドアのすきまにさしこむが、われて役にたたない。

そのべ、同じ部屋にいた、ひらかわがきた。としゆきもきた。

かずとは、裏口あたりにいって、なたをとってきた。ドアにあなをあけた。

はやめにねていたさとみがおきてきた。

ドアは内側にひらかれ。二人の死体を発見。かんごと、上にかさなって、ふしているのは、すまこだった。

射殺されていた。

◎かんごは、みぎふともも、上から下にうたれている。失血死。

後頭部を強打しているが、テーブルのかどだろう。テーブルに、かみのけがついていた。

◎すまこは、左胸をうたれて。出血は少なく、しんのうせんそくの疑い。うたれたあと少しは動けただろう。

/*   じゅんじは、妻を殺されたことになる。  */

◎

ふたりとも、たまは貫通してない。

やねうらべやの、かずとのライフルがなくなっていた。

へやにはライフルはない。まどにはカギがかかっていた。外は海だ。

/*   すまこが、まどからライフルをすてて、まどにかぎをかけたのだろう。  */

死亡推定時刻、ごご10時半から、あさのれいじはん。

○ホールにあつまる。

すまこの銃痕から、火薬粉粒がなく、15センチはライフルからはなれているから自殺ではない。

かずとが、はなれの自分のへやの無線機を使おうとするが、コードがひきちぎられていた。

船がくるのは、3日ごだ。

11人の中に犯人がいる。

としゆき    12じ15ふんごろ大きな音がした。

れいこ   12じまえに大きな音がした。まりあと自分の部屋にもどってから。

えがみ  12じに大きな音がした。

○三日目

かずとがドアにあなをあけて、かけがねをはずしたが、直接みたのは、かずとだけ。ひとりしばいの可能性がある。

でも、金属しおりを使うとおれたから、なにかがひっかかっていた。

部屋の中央からドアまで血の跡。すまこのものだろう。

すまこは、ドアあたりでうたれて、かぎをかけたのか、しかし、犯人は、そんなひまをあたえないはず。

◎ベッドの下のおくに円柱形のライターがおちていた。

かんごのものだが。意味はなさそう。

○ひらかわによると。ひでとは、えぼしいわあたりにうちあげられていた。

○ぎょらくそう

ひらかわは、ぎょらくそうは、叔父からの相続でもらったものだと。

マリアがすまこを描いた絵がみたいとついてきた。ありすたちもついてきた。

すまこの絵はすばらしかった。

○あずまや

ありすたち。

マリアは、心中説をとなえる。犯人はいないと。

◎ボートで、れいこが、ぎょ楽そうへむかっているのを見る。

◎

てつのがモアイをたてて、よく春に死んで。

よくとしには、ひらかわとすまこがつきあいだし。

そのよくとし、ひでとが事故で溺れ死んだ。

その後、3年目に、この殺人事件がおこった。

○ぼうろうそうに帰ったありすたち。

れいこは、かずとがやさがしして、しかたなく自分もつきあったのだと。

まりあは、かってにひとの部屋を調べるなと、かずとに怒った。

○夜。ありすは、まりあと、海岸へ散歩へいく。

こぶし大の船霊様をみつけた。

まりあがボートにのせてくれと。ボートで、えぼしいわのあたりまでいって。マリアがこぎたいといいだし、動いて、こけて海におちた。ボートは転覆した。

しかたなく、泳いでかえった。

/*   この本は、話の内容は、あまりないけど。

夜の海は、少しロマンチックな感じ。

ありすとまりあというキャラも少したってきた。

*/

○翌日。ありす、まりあ、えがみで、ボートをさがす。

湾内でボートを発見。あとは泳いで、オールをさがす。みつかった。

みちしおみさきちかくだった。いったん、みちしおみさきに上陸し、ひらかわの家による。赤い自転車があり。

だが、ひらかわは、椅子にすわり、テーブルにふして、胸を銃でうたれて死んでいた。

テーブルの上にあった、ジグソーパズルがゆかにちらばっていた。なんのために。

ありす、まりあは、ふたりのりのボートで、もどる。えがみは、あとにのこる。

○ぼうろうそう

りゅういちは、外出中。ありすは、そのべをつれてひらかわの家へボートでいく。

ひらかわの死亡推定時刻は、前夜の23じから3じごろ。

ボートはありすたちが使っていたとき。

テーブル越しにうたれていた。

自転車で、としゆき、じゅんじ、かずとがきた。

◎ひらかわは、ダイイングメッセージを血で、半分完成していたジグソーパズルにかこうとしたのでは。犯人はそれをみて、バラバラにした。

しかし、ピースは、ビニールコーティングで血をはじくし、指に血はついてない。

じゅんじは、かずとに、ライフルなんてもちこむから、責任をとれと怒り出した。

◎すまこの絵がかかっていた。なぜか、じゅんじは、憎悪をもって、みていた。

/*   たんに、すまこが以前、ひらかわとつきあっていたからだろう。  */

◎そのべ、えがみは、ボートでかえり。

ありす、としゆき、じゅんじ、かずとは自転車でかえる。

ありすは、途中で、白い紙がおちているのをみつけた。矢印だらけ。/*  モアイの向きだろう。   */

犯人が夜中におとした遺留品のようだ。最近ついた、タイヤのあとがついている。

○ぼうろうそう

ひらかわが死んだのは、昨夜の23じから3じ。夜中だ。

12じ45ふんから、1じ20ぷんごろとしぼられた。

じゅんじは、1じ25ふんに、ぎょらくそうへむかっている自転車のひをみたという。

◎さきほどおちていた、白い紙、モアイのメモをみる。

◎えがみは、モアイのメモのなぞをといた。矢印の線をむすぶと、三角形ができるので、それをばらして、くみたてると、ろうそく岩の形となった。

ろうそくいわにいってみる。干潮をまつと、岩をまわすとでてくる空洞があり。でもなかにはなにもなかった。すでに先客がいたということ。TAというイニシャル。これは、出題者のてつののこと。

○P282  第二の殺人についてマリアのメモ。

○ありすたちは、ぎょらくそうへいく。ボートで、としゆき、れいこがきた。

れいこは、じゅんじは、すまこが、ひらかわと関係があったことは知らないだろうと。

○ぼうろうそう

へびのいたずらの犯人は、かずとだった。

としゆき、れいこが、かずとがへびをつかまえて、牙をぬいているのを発見。

そのべは、かずとは、れいことマリアのファンだから。マリアとありすが、親密なので、ありすに嫉妬したのだという。

かずと、さとみは、かなずちで泳げず。そのコンプレックスもあり。

◎かずとがきて、ピストルをもってきた。3ぱつはいっているという。犯人がきたらこれでうつからと。ライフルはとられて、犯人がつかったと。そして、部屋にかえった。

じゅんじは、かずとの猿芝居で、本当は、かずとが犯人ではと。

○かずとは、部屋にとじこもり。

○としゆきは、社員のかがに休暇をとらせる話をして。かがの故郷はごとうのふくえ。

◎さとみは、睡眠不足のようで、夜中になにをしていたのだろう。

○はなれのかずとの部屋。

かずとがピストルでこめかみをうち自殺したようだ。机にふしていて。机の上にピストル。わきにライフル。

紙には、3人を殺したのは自分だとかいてある。

かずとは、ひでとを殺しダイヤをうばっていた。だが、それを、ひらかわ、すまこに目撃され。ダイヤはとられ、金をせびられ、ふたりを殺したと。かんごはまきぞえだと。

肉筆の署名はなかった。

弾丸は2発発射されていた。一発は、ひらかわの絵にあたっていた。ロウソク岩の絵だ。

ひきだしからは日記があり、2枚のモアイパズルのメモがでてきた。ひでとの字で、ひでとがパズルをといたことがわかる。いちまいは、ありすがひろったものだろう。

◎ぎょらくそうの日記をみる。ひらかわのもののようで、3年前にすまこの絵をかいたり。

8月4日の英人が死んだ日には、わたしたち3人の罪とかかいてある。

ひらかわが殺された8月4日の日記には。れいじをまわったと書いてある。翌日に殺されたようだ。

ボートがでていたという。

◎えがみはおかしいと。絵の上に血が飛んで、それから弾丸がうちこまれていると。

犯人は、かずとの手に硝煙反応を残すために、ピストルをにぎらせてから撃つ必要があったのだろうと。

○午後5じ20ぷんには、だれもアリバイがなかった。窓はあいていたので密室ではない。

○えがみは、タイヤのあとがあって、自転車は、2だいあった。1じまえ、1じ20ぷんごろ。

◎えがみがきくと、れいことさとみは、

ひらかわが殺された夜、あけがた5じ。自転車は、3だいあったと。

れいことそのべは6じまえに自転車は3だいあったと。

/*  

自転車が重要なようだが、わからない。

自転車のあった時間を整理するのはしんどいからやらない。

犯人はまったくわからず。話が長いばかりで、まったくなんの感動もなく。ここまでのところ、推理小説の問題編は、意味不明で、わけがわからないだけで、悪く言うと時間の無駄としか思えないのだが。

*/

/*

無理やり推理すると。

かんごは、すまこの罪を知り、心中をはかったのだろう。かんごは、すまこを撃って。かんごは、すまこにおされ、たおれて頭をうって気絶して。すまこは、銃を窓からすててかぎをかけた。

○ぎょらくそうへ、赤い自転車でいって、およいでかえるとか、わからない。

*/

/*  解答編は、そういうことだったのかと、きれいにまとまった。   */

■えがみは、真相を推理する。

/*   以下省略。  */



■

○ありす   有栖川有栖(アリス) ぼく。 英都大学法学部2回生 男性。

○まりあ 有馬麻里亜(マリア) - 英都大学法学部2回生 セミロング 女性。19さい。

○えがみ   江神二郎 - 英都大学文学部4回生。長髪。27さい。かみのけには、霊力がやどっているので、切らないという。肉体労働で体格よい。部長。

○そのべ  ゆうさく  園部祐作 - 医師。先生。50すぎのはげあたま。ぼうろうそうの客。

医者。

○てつの  有馬鉄之助 - マリアの祖父。5年前に逝去。ダイヤをかくしている。モアイパズル。

○りゅういち  有馬竜一 - マリアの伯父  アリマの社長。白髪、オールバック。

○ひでと  有馬英人 - 竜一の長男  溺れて死んだ。享年24歳。

○れいこ   有馬礼子 - 竜一の養女。ひでとの婚約者。美人。26さい。

ショートカット、ワンピース。


○かずと  有馬和人 - 竜一の二男  前髪を眉のしたまでたらして。肩幅狭い。24さい。

金槌で泳げない。政治学。テノールの声。


○かんご   牧原完吾 - 竜一の義兄 長身、60歳過ぎ。ほぼ白髪。シワは多いが、血色はよい。

会計事務所経営。資産家。

◎すまこ  牧原須磨子 - 完吾の娘  牧原夫妻。ソバージュ。ワンピース。美人なほう。

中学、高校でクラスのクイーンだった。以前の恋人は、ひらかわ。


◎じゅんじ  牧原純二 - 須磨子の夫  牧原夫妻。 短めのかみ。浅黒い顔。口ひげ。アロハ。貧弱な。


○としゆき    犬飼敏之 - 竜一の異母弟。てつの、のめかけの子。 いぬかい夫妻。太い眉の童顔。白いTシャツ。36歳。レストランのオーナー。小柄だが、スポーツマン。クレー射撃をしていた。

◎さとみ    犬飼里美 - 敏之の妻  いぬかい夫妻。日本的な顔立ち。サマーセーター。栗色の髪。


○ひらかわ  いたる   平川至。画家。白い麻のシャツ。40すぎの男性。

学校はおりだと感じていて自由に生きたい。死亡。

○おだ こうじろう、のぶなが  短髪、推理小説研究会メンバー。ハードボイルドが好き。

○もちづき しゅうへい 銀縁眼鏡、推理小説研究会メンバー。エラリー・クイーンが好き。実家は和歌山。


■

かしきじま

○西に、ぼうろうそう。ひきしお みさき。自転車3だい。ボート。

ぎょらくそうまで、自転車でかたみち30分。

○東に、ぎょらくそう。みちしおみさき。ひらかわの別荘。赤い自転車1だい。

ボートをもやうところあり。

○ぼうろうそう   

2階だて。白いペンキ塗りのしたみいた。

◎下見板張り(したみいたばり)とは ... 板等の上下がお互いに少しずつ重なり合うように、横方向に張ること。また、そのように張った板のことをいいます。

○

四阿(あずまや、しあ)、東屋(あずまや) 南の展望台にある。


■この本で何回も、書かれているが、ジグソーパズルも、ミステリも、ひまつぶしだという。あまり生産性がないと。

映画とかなら、なんとなく2時間で終わるけど、この本は、長めで、読むのは疲れるし、なかなか終わらない。問題編は、内容があまりないので面白さは微妙だ。もう少し短めだったらよかったのだが。

自転車や登場人物のアリバイの管理なんて、めんどくさいだけだし。

推理小説の問題編は、意味不明な事件ばかりで、読むのがきびしい。

でも、解答編で、きっちりなぞはとけた。

解答編で、背後にかくされていた、意味がわかるので、解答編は、だいたい面白い。ただ、解答編はすごく短くすぐに終わってしまう。


2025年8月25日月曜日

侍タイムスリッパー

 侍タイムスリッパー

劇場公開日 2024年8月17日

幕末の侍が、現代の時代劇撮影所にタイムスリップして、話がはじまるが。

ストーリーは、単純で、むずかしいところはない。

会津藩士・高坂新左衛門  こうさか しんざえもんが、長州藩士・山形彦九郎を襲うところからはじまり。

/*   ネタバレあり。  */

長州藩士もタイムスリップして現代にきていたので、会津戦争の遺恨試合みたいなことになり。映画の撮影なのに、真剣で戦うことになる。現実には、撮影で、真剣で戦うなんて、ありえないので、なかなか思いつかない展開だ。

○会津戦争(あいづせんそう、慶応4年/明治元年(1868年))は、戊辰戦争の局面の一つ。会津藩の処遇をめぐって、薩摩藩・土佐藩を中心とする明治新政府軍と、会津藩およびこれを支援する奥羽越列藩同盟などの旧幕府軍との間で行われた戦いで、現在の福島県会津地方が主戦場となった。

https://w.wiki/3NEb

○ストーリーは、シンプルではっきりしていて、それより、みどころは、役者たちの演技だろう。

侍が現代にきたら、そういう反応かなというこうさかのリアクション。そして、高坂に対するまわりのリアクションをみて楽しむ部分が中心になるだろう。役者のリアクション芸がよかった。しかし、みかけから性格まで、いかにも侍風のこうさかだったから、なりたったので、最後にきた、太り気味の村田左之助ではじまると、根本から話が変わってくるだろう。

○世直し侍は、蒲田行進曲の銀ちゃんみたいなところが少しあって。

○一番のトリックは、切ると血が飛ぶが、それは、映画作品での話だったというおちで、確かに、ひっかかった。