批評理論入門: 『フランケンシュタイン』解剖講義
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小説などで、あのキャラは、あのあと、どうなったのかなと思うことはよくあるが、
それは、透明な批評だという。
よくあることに、むずかしい名前をつけているだけのような気がする。
全体的にそんな感じで、むずかしそうな名前がたくさんでてくるが、実質的なおどろきは少ない。
○小説「フランケンシュタイン」に対するさまざまな批評が紹介されている。精神分析批評、ジェンダー批評、ポストコロニアル批評とか、小説にたいして細かい分析がされている。しかし、どれも、どこかで聞いたような話で、あまりおもしろくない。
○印象に残った部分を少し書くと。
たとえば、マルクス主義批評で、産業革命がつくりだした労働者階級が怪物なのだとか。フランス革命や資本主義が怪物をうんだとか。マルクス主義的にはそうなるだろう。
あと、ジェンダー批評でP182。その時代は、階級が違う女性同性の関係は、不純とされていたという。
なので、パーシー・シェリーが、この小説に、この国では、階級の差ははっきりしていないと、いいわけを書き込んだのだという。
これは解説がないと小説を読んでも、意味がわからないところだと思う。
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「フランケンシュタイン」というと、やはり、映画エイリアン(Alien: Covenant)が関係してくる。
AIに聞いて確認しておくと。
○映画Alien: Covenantにおいて「シェリー」とは、
アンドロイドのデヴィッドが語る実在のイギリスの詩人「パーシー・ビッシュ・シェリー(Percy Bysshe Shelley)」のことです。
○詩の引用と間違い
デヴィッドは劇中で、シェリーが書いた有名なソネット(十四行詩)である『オジマンディアス(Ozymandias)』 の一節「我が業を見よ、偉大なる者よ。そして絶望せよ」を暗唱します。しかし、その作者をイギリスの詩人「バイロン卿」だと誤って伝えてしまいます。
○ウォルターからの指摘
のちに、もう一人のアンドロイドであるウォルターが「それはバイロンではなくシェリー(Percy Bysshe Shelley)だ」と訂正します。
○隠されたテーマ
デヴィッドは自らを「偉大なる創造者(オジマンディアス)」になぞらえていると同時に、このやり取りは完璧なはずのアンドロイドに「小さな(詩人の名前の)記憶違い」が存在する(=人間らしさや綻びがある)ことを象徴する重要な伏線となっています。
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推測だが、作りて側から考えると、フランケンシュタインからなにか引用したかったのだが、
さがしていると、パーシー・ビッシュ・シェリーの詩がよさそうだとなったのだろう。
シェリーではそのまんまで面白くないので、バイロンとまちがえることで、いったん、名前をふせておいたのだろう。
あとで、シェリーの名前がでてきたほうが視聴者は、おどろくだろうという計算なのだろう。
*/
○デヴィッドは、フランケンシュタインのように、エイリアンをつくりだした。
○パーシー・ビッシュ・シェリー(1792–1822)とメアリ・シェリー(1797–1851)は、19世紀イギリス・ロマン主義文学を代表する夫婦であり、共に優れた文学作品を残した作家です。
◎メアリ・シェリー(妻)
代表作: 十代の頃に執筆し、1818年に匿名で出版した『フランケンシュタイン』。
◎バイロンとパーシー・シェリーが無生物に生命をあたえたり、死体をよみがえらせる方法の話をしていた。
それを聞いていたメアリが、あるヴィジョンをみて、そこから『フランケンシュタイン』を書いたという経緯がある。
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